平成28年熊本地震体験記

平成28年熊本地震体験記

平成28年熊本地震の発生から一ヶ月経ちました。

 

生活自体は大分落ち着きましたので、この節目で当時のことを振り返ってみます。

 

 

まず前震が起きた時はちょうど飲み会を終えてバスで家に帰ろうとしていた時でした。熊本市内、熊本城と目と鼻の先です。

 

バス停で乗るバスを待っていたところ、突然目の前で別のバスが揺れ出して地面も大きく揺れ出しました。

 

でも最初はピンとこなかったんですよね。目の前のバスが揺れてるもんだからその振動が地面に伝わったのかな?みたいな変な錯覚でした。

 

 

多分数秒後に「あっこれ全部揺れてるわ。やばい地震だわ」と気付きました。

 

そのまた数秒後に携帯から緊急地震速報。震源が浅かったので緊急地震速報よりも地震の到達の方が早かった。

 

この順番が逆だったら速報の時点で身構えられたかもしれませんが今回は地震が先だったので完全にふいをつかれました。

 

 

ただ周りにいた人は意外と冷静で悲鳴なんかもまったく上がらず。私も体感では震度5くらいかなと思ったので強い地震だけどそこまで大事だとは思わず。

 

地震直後からバスも普通に運航していたのでそのままバスに乗って帰路へ。バスの車内でヤフー見て震度7と出ていて始めてびっくりした感じです。

 

 

その後普通に家に帰ったら本棚やら食器棚やらが倒れててテンションが下がりw。

 

それでもとりあえずテレビつけて断水しても困らないように風呂に水を貯めまして。水を貯め終えたら今のうちにシャワーも浴びておこうと思いシャワーへ。

 

 

でも水やガスって地震がきたら緊急停止するらしいんですね。シャンプーしてたら大きな余震がきて水がストップ。

 

泡だらけのまま流せずマジ困りましたw。しばらくして水だけは復活したんですがガスは復活せず冷たい水で泡を流すハメに。正直辛かったw。

 

 

翌日の本震

 

その翌日。余震は来ていたもののライフラインも戻っていたし熊本市内は問題無し。

 

むしろ被害が大きかった益城町を心配していたくらいで被災者感覚はなかったです。

 

しかし一日テレビでニュースを観ていて夜、ちょうど寝ようとした頃に本震がやってきたのです。

 

 

前震では本棚が倒れたくらいだったんですが本震では家中がめちゃくちゃに。

 

本能的に「今回のはやばい」と感じました。揺れた時は布団に潜り込みましたが強い揺れが1分は続いて体の震えも止まらなかった。

 

救いだったのが一時間くらいで電気が戻ったこと。電気が戻らなかったらテレビが観れないし携帯も充電できないしでかなり困っていたと思います。

 

 

 

周りの家では避難をしている物音なんかも聞こえていましたが私はずっと家にいました。

 

家に残ったのもテレビが観れるというのが大きかったですね。避難所などに行ってもテレビが観られませんから情報が入らない。

 

すぐ避難できる準備だけは整えて明るくなるまでは家に留まろうと思っていました。

 

この時初めて自分が被災者になったのだと実感しましたね。

 

 

 

 

 

 

夜が明けたら外の様子を見に行きつつ避難所にも行ってみる。しかしやはり避難所は居心地が悪いのですぐに帰宅。

 

「居心地が悪い避難所にずっといるくらいなら潔く自宅にいる。それで死んでも仕方ない」みたいな変な覚悟を決めていましたねw。

 

 

水は止まっていましたが電気は戻っていたので自販機でスポーツドリンクとお茶を買って水は確保。

 

少しだけ寝てから家族がいるマンションへ向かいました。マンションは水が出ていたし食料の買い置きもあったのでようやく落ち着けたという感じです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後も水やガスがなかなか戻らなくて不便な思いはしましたが今はライフラインも復旧し、普通に生活できるようになりました。

 

苦労も多かったですが「苦労した」程度で済んだということが幸運だと言えるのかもしれません。

 

熊本はここから復興していきます。皆様のご支援が必要になることもまだまだあるかと思いますが、熊本民もみんな頑張っていきます。

 

 

また当ホームページでは定期的に熊本城の写真を載せていきます。

 

徐々に修復されていく熊本城を復興していく熊本のシンボルとして見守って頂けたらと思います。

 

 


↑地震前の熊本城