この日は日本に帰るだけなので旅のエピローグ的なものを。
帰りの機内では機内テレビでホビット3部作をずっと観ていました。
私がロードオブザリングに初めて出会ったのは高校一年生の時に、たまたまDVDをレンタルした時でした。
1作目の息も突かせぬ展開に魅力を感じ、高校二年時に二作目の二つの塔を、三年時に三作目の王の帰還を劇場まで観に行きました。
そのスケール感や迫力に心を奪われ、間違いなくこの映画こそ自分の人生におけるベスト映画だと確信したのが、王の帰還のエンドロールを観終わった時でした。
それから原作も全て読み、DVDも買い揃え、シルマリルの物語も読み、ホビット三部作も全て劇場へ観に行き・・・と常に愛し続けてきたこの作品。
いつかロケ地を観に行きたいと思っていた、その念願がようやく叶いました。
しかし行く前は一度行ければ満足というつもりでいましたが、実際行くことで今まで見えていなかったものが見えてくるもの。
今回行ったクイーンズタウンとオークランド以外に、ウエリントン周辺にもロードオブザリングのロケ地がたくさんあることを知りましたし、クイーンズタウンのツアーも消化不良だったので、今度は専門ツアーに参加したい。
帰ってきた今、ニュージーランドにはいずれもう一度行かなければいけないと思っています。
ロシアにW杯を観に行ったのもそうですが、私は「死ぬ前にこれだけはやっておきたい」というリストがあって、W杯観戦もロードオブザリングのロケ地巡りもその一つです。
そして一応どちらも達成できた。
しかし実際に行ってみたりやってみたりすることで、今まで見えていなかったやりたいこととか行きたいところが新たに出てきてしまうんですね。
人生楽しんで生きようとすればするほど、さらに楽しそうなことが増えていくんだなというのが、最近感じていることです。
やりたいことが多すぎて、それに対して人の寿命は短すぎるというのは、ある意味贅沢な悩みかもしれません。
不死のエルフ族が羨ましくなってしまうw。
これからも人生を楽しみ、楽しめば楽しむほどさらに楽しいことが現れてそれを追い求める人生を送っていくのだと思います。
キリがない気もしますが、できる限りやりたいことをやっていきたいということを思った今回の旅行でした。
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