ロシア旅行記 6/19

ロシア旅行記

サランスクへ向かう夜行列車は約10時間の旅。

夜行列車に乗ってからしばらくして喉が痛み始めた。

夜中に駅で待ち続けたのが悪かったのか・・・。完全に風邪をひいた。

喉の痛みであまり眠れなかったが、正午頃にサランスクへ到着。

サランスクは完全にW杯モード。

試合開始までは3時間ほど。歩いてスタジアムへ向かう。

スタジアムへ向かう道もやはりコロンビアサポーターが多いがそんな中日本サポーターもちらほらいて親近感を感じる。

知らない人達でもサッカーが好きで日本代表を愛していて遠い異国の地まで応援にきている仲間ですから自然と声を掛け合いますよね。

試合そのものもよかったけど駅からスタジアムまで歩く約1,5kmほどの道のりもW杯を感じられてとてもよかった。

そしていよいよ試合が行われるモルドヴィアアリーナが見えてきた!

ちょっとかっこつけてみるw。

いよいよやってきました。

4年前。突破がすでに決まっていたコロンビア相手に1-4で完敗したあの屈辱。

ロシアにきてからこのスタジアムに辿り着くまでも長かったけど、それ以上に4年間長かった。

W杯の借りはW杯でしか返せない。

試合はご存知の通り日本が2-1でコロンビアに勝利!

「日本のW杯の試合を生で観る」というだけで満足だったのにまさか勝ってしまうとは・・・。

多分負ける。せめて引き分けてくれれば・・・くらいの期待度だったから喜びはより大きいですよね。

キックオフ直後はそもそもW杯の現地観戦という夢見心地だったのに早々にハンドでのレッドカード&PK。

まさに夢かと思いましたね。

先制点での盛り上がり。

そしてコロンビアが同点に追いついた時の意気消沈と対照的に湧き上がるスタジアムの大コロンビアサポーター。

それを大迫の半端ないヘッドで再び黙らせ、日本サポーターは再び歓喜。

その後の逃げ切る時間。そして勝利の瞬間。周囲のサポーターと喜びを分かち合った瞬間。

風邪で喉が痛いというのもお構いなしに全力で声をからして応援した。

全てが濃密で最高の90分を過ごすことができた。

試合後にスタジアムを出るものの時間はまだ18時。

モスクワに帰る夜行列車は夜中の3時なので9時間くらい時間を潰さなければいけないw。

とりあえずサランスクの大聖堂を観に行ったがこれがなかなかよかった。

大聖堂を観た後にどうしようかと思っていたら近くに日本人サポーターグループがいたので話しかけてみる。

暇すぎたし街中どこもコロンビアサポーターばかりで心細かった中、皆良い方々で快くグループに受け入れていただいた。

大変お世話になりました。

コロンビアサポーターばかりの中で日本人サポーターグループというのは目立つのか、地元?のテレビ局に取材を受けたり。

「ビクトリーソングを歌ってくれ」みたいなこと言われたのでテレビカメラの前でみんなで「VAMOSニッポン」を熱唱する。

やべー楽しいw。

その後ファンフェストに行ってからも地元のロシア人から次々と記念撮影を求められる。

なんか嬉しいw。

そんなこんなで楽しく時間を潰し、駅でさらに時間を潰し、ようやく深夜の3時発の夜行列車でモスクワへ。

駅で長時間待つのも死ぬほど疲れたけど勝った後だから気分も楽。

多分負けていたら歓喜のコロンビアサポーターに囲まれた中、気を落としながら辛い時間を過ごしていただろうと考えると本当に勝ててよかった。

アジアのチームがW杯で南米のチームを破るのは史上初。

歴史的な瞬間に立ち会うことができて本当に幸せでした。

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