世界一周 ベトナム(ホイアン、ホーチミン)

世界一周

2006/8/11

フエからホイアンへ向かうバスは昼なので朝はのんびり睡眠をとる。でもそのバスがいちいちクラクション鳴らしまくりでうるさい。

ホイアンに着いたら提携しているホテルの前で降ろされる。とりあえず部屋を見るだけ見る。かなりいい部屋だけど15ドルと高い。

10ドル以上は出せないと言ってバスに戻ろうとすると12ドルまでディスカウントしてきた。でもダメ。10ドルしか払えないw。

そう言ってバスに戻ってしばらく休んでるとホテルの従業員がおいかけてきて10ドルでいいと言う。やったw。

この部屋はフエのビンジュオンにもまして素晴らしくビンジュオンの設備に加えてホテル内にプールまである。

さらに女性従業員が全員アオザイ着用というおまけつきw。

フエやホイアンは世界遺産に登録されるほどの観光地でホテル間競争が激しいから安くていい部屋に泊まれるのだろうか。旅行者にとってはいいことだ。

ちなみに後日このアオザイ従業員の一人とちょっとロマンス的なことにもなりかけたのだが詳細は割愛するw。

2006/8/12

この日は朝から世界遺産のミーソン聖域へ。ツアーではホイアンで働いている日本人のまい子さんとスコットランド人のトムのカップルと仲良くなる。

まい子さんは英語も上手いし気さくで話しやすい人。トムはスコットランド人ということで中村俊輔トークで盛り上がる。

最後の方は日本語通じるまい子さんと会話するよりもトムと英語で俊輔の素晴らしさを言い合ってた方が多かったかもしれないw。

ミーソン遺跡自体もなかなかよかったが暑い!暑い中結構歩くハードなツアーだった。

午後はこれまた世界遺産のホイアン市内を観光。今日は偶然にも日本とベトナムの文化交流15周年記念日らしく日本人はその式典に無料で参加できるという話を聞いたので行ってみる。

・・・つまらんw。まあ30分くらいは我慢してみてるか

・・・10分後。もうダメだ我慢できん出よう

というわけでたったの10分だけ式典に参加しましたw。

その後は日本橋など普通に世界遺産に登録されている町並みを観光。日本色が強く残るホイアン。

なかなかのんびりしていい町だったが一日に二つの世界遺産をまわったためさすがに疲れた。早めにきりあげてホテルでのんびり。

2006/8/13

チェックアウトしてから適当に町歩き。日本語が読めるネットカフェを見つけたので3時間ひたすらネット。

旅の情報収集もしたのだがここでブラジルビザの問題が浮上。ブラジルビザは周辺国でとらない限りブラジル出国用の航空券が必要らしい。だからそんなの持ってないって。

スペインから直接ブラジルへ飛ぶのでパラグアイなど周辺国で取るのも無理。最悪ルート変更もありうる。

ネットを終えてからカフェでお昼ご飯を食べてホテルに戻ってバスを待つ。まだあと二時間もある。ひまー!w

ホテルのお姉さんたちは気を使ってよく話しかけてくれるけど発音が悪すぎで全然聞き取れんw。

Hou old are you が Hou are you に聞こえるのですw。そんなこんなしているうちにようやくバスの時間。長旅スタート!

2006/8/14

夜行バスでホーチミンシティへ移動。

朝になって乗り換えのバスを待つ間に同じバスに乗っていた日本人と仲良くなる。大東文化大の四年で就活が決まって旅行をしているらしい。

乗り換えのバスに乗ってようやくホーチミンシティに到着。25時間の長旅終了。長かった・・・w。

そしてホーチミンシティにはなんとコンビニがある!感動!w。

社会主義だからコンビニやスーパーがないのはある意味当たり前なんですがドイモイ政策が進むベトナム。

その経済の中心地からようやく状況が変わり始めているようです。

そのコンビニでもたまたまいた日本人と会話。なんと自分と同じ早稲田!なんという偶然。

四年で卒論の調査のために来てるらしい。まさかベトナムのコンビニで現役早大生と会うとは。

自分が「前期に1年分の単位をとりきったので後期はずっと旅行するつもり」という話をしたら「そんなことするなんてやっぱ早稲田だね」って言われたw。

余計なお世話だw。

2006/8/15

なんか喉の調子がおかしい。ベトナムの空気の悪さにやられたみたいだ。

この日は朝からカンボジアビザの申請へ。値段は38万Dとかなり高かった。午後4時にできるというのでそれまで市内観光。

まずはベトナム戦争証跡博物館へ。寄寓にも今日は終戦記念日。太平洋戦争とベトナム戦争。どちらも歴史的過ちであったことに疑いの余地はない。

太平洋戦争とベトナム戦争、そしてその他すべての戦争で亡くなった方に黙祷。

この戦争博はベトナム側の視点から作られたものだから当然アメリカ=悪ということになっている。

しかしベトナム人だってアメリカ兵を殺しているわけでどちらが絶対的に悪というのはない。

この戦争博を見ただけでアメリカが悪いと決め付けるのは一元的なものの見方。

しいていうならば戦争自体が悪なのだろう。

その後は統一会堂へ。ここは旧大統領官邸でありここへ戦車が突入してベトナム戦争が終結した。

そのような歴史的建物を観光したあと同じ敷地内にあるレストランでフォーとパパイヤシェークのランチ。アジアは食べ物が美味しいからうれしい。

そしてサイゴン大教会、中央郵便局を観光し、地球の歩き方に載っている有名店でココナッツシェークを飲む。

ここまで観光してもまだ午後四時まで時間があったので当初は行く予定のなかったホーチミン作戦博物館にも行ってみる。つまらんかったw。

大体ハノイで本物のホーチミンさんの遺体を見てるからなー。

いまさらホーチミンさんが使ってた銃とかホーチミンさんが子供のころに着ていた服とか見ても・・・という感じw。

ようやくカンボジアビザをゲットしたあとはベトナムもそろそろ終わりなのでフォーと生春巻きを食べた。

2006/8/16

朝からカオダイテンプル&クチトンネルツアーへ。カオダイテンプルはあんまり面白くなかったw。

まあクチトンネルだけだと4ドル、両方行くと6ドルということでたった2ドルで行けたと考えればなしではないかな。

そしてクチトンネルへ。ブービートラップをみたり実際にトンネルに入ってみたり。トンネルの中は暗いし暑いし・・・よくこんなところにこもって戦えたなと思う。

映画硫黄島からの手紙を思い出した。

そしてクチトンネルのツアーでもインドネシアから来た団体旅行者やシンガポールから来た青年とも仲良くなった。

みんないい人でシンガポール青年とは別れ際に握手もした。

毎日のように「Hi, where are you from」と「See you」が繰り返される日々。この間隔の短さが旅の醍醐味でありまた寂しいところでもあるのだろう。

そんなことを思いつつベトナム最後の夜はふけていった。

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